忘れてはいけないヘルパーの心構え

忘れてはいけないヘルパーの心構え

介護職員になって働くとどんどん仕事が義務化されて行き自分のやりたかった介護より仕事として日々淡々とこなすようになる方も多いと思います。しかし介護職の相手は機械ではありません。利用者の方は人間です。人と人が関わるのが介護の仕事ですから、介護をすることや喜びを大事にしなければなりません。そのような介護職員に必要な心構えをご紹介します。

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訪問ヘルパー

訪問ヘルパーは利用者の方のご自宅に伺い介護をします。初めて行くご自宅なら緊張しますが、利用者の方も初めて来る訪問ヘルパーに緊張されています。約束の時間よりも少し早く行き、利用者の方とそのご家族にきちっと挨拶をしましょう。時間ギリギリに行くと良い印象を持ってもらうことが難しいでしょうし、第一印象が悪いと後々ついて回りますから心掛けて下さい。

自信を持つこと

初めて介護の現場で働く際に必ず緊張しますが、オドオドするのはやめましょう。あなたが初めてでもベテランでもそれは利用者の方には関係ありません。新人であってもプロはプロです。あなたがオドオドしていては利用者の方も不安になりますし、信頼を得ることは出来ませんから、堂々と自分がやって来たことを信じて焦らずに1つ1つ丁寧にこなして行きましょう。ケアプランを見ればどのようなサービスをしたら良いのかすぐにわかります。シミュレーションをして慌てず笑顔で介助して下さい。

利用者の方の様子を見逃さない

利用者の方と対面した際に顔色や元気の有無を確認しましょう。健康状態もチェックして異変などがある場合にいち早く気付けるようにして下さい。精神状態、言動や行動、いつもと変わった様子はないかなどに気を配って下さい。利用者の方の記録を付けておくと事業所内での情報交換が出来ますから便利です。

慣れる気持ちを捨てよう

高齢者であろうが障害者であろうが一人の人間ですので、利用者の方には敬意を払いましょう。人格を尊重し失礼がないように努めて下さい。介護の仕事で多いのは仕事に慣れ始めた頃に手を抜き始めるヘルパーが多いことです。ほんの数ヶ月でベテランにはなれませんし、油断した頃に事故は起こりやすくなります。利用者の方の介助をすることは命を預かることです。取り返しがつくくらいのミスで済めば良いですが、最悪の場合利用者の方が亡くなってしまうケースもあります。そのようなことになったらもう取り返しがつきませんから、介護に慣れることなくいつまでも謙虚な気持ちを大切にして下さい。

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