資格を取得してから転職すべき理由
介護業界は必ずしも資格がなければ働けないわけではありません。しかし、資格を取得してから就職や転職した方が有利なのは事実です。長期的な視点から考えても資格を取得していた方がキャリアアップの速度も早まりますし、最初のスタートラインの位置が違うわけですから時間を無駄にもしません。そのように資格があるとどのように有利で利点があるのかを考えて行きたいと思います。
介護業界の資格
介護業界の資格には介護職員初任者研修、実務者研修、介護福祉士などがあり採用する事業者もどの資格を保有しているのかの情報で雇用をするかしないかを決めますから資格があって損はありません。
自立支援のサポート
無資格と有資格での大きな違いは基礎的な介護の知識があるのか無いのかでしょう。介護は利用者の方の日常の生活をサポートするのが仕事です。しかし、ここで間違ってはいけないのが利用者さんの自立を促すようにサポートすることです。全てをサポートするのではなく、利用者さんが自分自身で出来ることは自分でやってもらうことが大切です。全てをサポートしてしまっていては利用者の方自身が出来ていたことまで出来なくなってしまう場合もあります。大切なのは自立をしてもらうこと、それを介護しながらサポートするのが介護者の本来のあるべき姿です。このようなことを現場で実務経験をしながら学ぶことは難しく、就職をする前に学んでおけば現場であたふたすることも少ないでしょう。
基本が学べる
身体介護は重労働です。利用者の方の能力によってある程度変わりますが、車椅子からベッドへの移動、体位交換などがあります。これらの身体介護には全て基本があり、言い換えればコツのようなものがあります。基本を知っていれば自分も楽ですし、利用者の方の身体的負担も軽減させることが出来ます。基本が身に付いていれば応用することも出来ますから、利用者さんの身体能力に応じた身体介護が出来るでしょう。
介護職員初任者研修では実技講習に多くの時間を使い、実際に身体を使って講習生同士で何度も身体介護の練習をして基本を身に付けます。現場に出てから学ぼうとしても、個々の利用者の方の対応に追われなかなか基本を学ぶことが難しいのが現状です。
質の良い求人をさせる利点
あなたが事業者で雇う側の立場なら無資格者と有資格者のどちらを優先して雇いますか？誰もが有資格者を選びますね。現場での即戦力になるからです。1から教えるのは大変ですから有資格者を選択する事業者がほとんどだと思います。ではなぜ無資格であっても採用する事業者がいるのでしょう？それは人材の確保の為です。人材が不足している多くの施設は待遇の悪さが問題です。ですから有資格者であれば待遇の良い、質の高い求人に応募が出来る可能性が広がります。
「介護職員初任者研修」を始めとする資格取得から就職支援、スキルアップを支援するセミナー運営まで、一貫して介護ビシネスを展開しています。
引用元：サンシャイン総合学園
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