ヘルパーとして働く際に役立つ資格

ヘルパーとして働く際に役立つ資格

ヘルパーとして働く際に役立つ資格として主に3つの資格があります。介護職員初任者研修、実務者研修、介護福祉士とあり、それぞれに特徴があり、特に介護福祉士は国家資格になりますから、介護の仕事ではトップクラスの資格になります。それぞれの資格取得や出来る範囲をご紹介して行きます。

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ヘルパーの仕事

ヘルパーの仕事は日常生活を自分の力だけでは送ることが出来ない高齢者や障害者のサポートをすることです。食事、入浴、トイレなど生活における様々なことをサポートします。身体的な介護だけではなく生活の援助もします。例えば、掃除、洗濯、調理、買い物など利用者の方が出来ないことをヘルパーが代行して行います。

介護職員初任者研修とは?

介護職員初任者研修とは都道府県が指定をした事業者の講座を受講して、130時間のカリキュラムを修了することで得ることが出来る資格です。受講を申し込む際の条件や必要な資格も無く、誰でも受講することが出来ます。ヘルパーの入門資格のような位置づけの資格です。施設や在宅などの介護サービスを提供するための基礎的な知識や技術を学び習得することが出来る資格です。介護の業界に興味があり、未経験、無資格ではあるがこれから介護の仕事始めてみたいと思っている方にはおすすめの資格です。
訪問ヘルパーとして働くには無資格で働くことは出来ませんから、訪問ヘルパーとして働きたい方は事前にこの介護職員初任者研修の資格を取得しましょう。

実務者研修とは?

実務者研修とは都道府県が指定をした事業者の講座を受講して462時間のカリキュラムを修了することで得ることが出来る資格です。講座は誰でも受講することが出来ますので、特別な条件はありません。介護職員初任者研修や他のヘルパー資格を既にお持ちの方は、受講時間が免除される制度もあります。実務者研修では基礎的な介護の知識や技術の他に医療的なケアを学びます。既に介護職員初任者研修を取得されていて、より専門的な知識や技術を学びたい方におすすめの資格です。
また、国家資格である介護福祉士の資格を取得したいのであれば、実務者研修は介護福祉士の受験資格になっていますから、実務者研修を受講し資格を取得しなければ介護福祉士に挑戦することは出来ませんので注意して下さい。

介護福祉士とは?

介護福祉士とは介護業界で唯一の国家資格になります。介護に対する専門的の知識や技術を持っている証明になる資格です。自分が介護の現場で働くことはもちろんですが、その中でもリーダー的な存在となることが出来ます。経験の浅い介護士の技術指導、人材育成に携わることが出来ますので大変重要な役割で働くことが出来るのが介護福祉士です。

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